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『笑う終活』祭壇の大きさを考える

【祭壇の大きさを考える 2】

以前は自宅で葬儀を行っていました。

昔の日本家屋は襖や障子を取り外すと大広間が出来、そこに祭壇を飾っていました。

天井高と横幅をみて祭壇の大きさを考えました。

室内は山水幕や水引幕で壁や家具を隠し、神棚も半紙に「〆」を書いて貼り、葬儀の準備を整えました。

縁台側に焼香台を置き、庭で会葬者が焼香に並びます。

受付用のテント、庭飾り、葬列用具の準備も欠かせません。

祭壇の豪華さに合わせるように受付台の飾り方、忌中幕の材質、庭飾りの大きさも変わりました。

今は自宅での葬儀が極めて少なくなり、ほとんどの葬儀は葬儀会館や市営斎場のような施設で行うようになりました。

現在は「家族葬専用ホール」のような少人数の葬儀に適した規模の施設が増えてきましたが、多くの葬儀会館は大人数にも対応できる会場があり、パーテーションで区切ったり、椅子の配置などで会場のレイアウトを変更するのが一般的です。

つまり、祭壇を設置している面の幅は大人数で使っても、少人数で使っても変わらない作りの会場ということです。

その式場(会場)は自宅の部屋よりも大きく、祭壇を置く面の幅も広いということになります。

広いスペースに自宅で葬儀をする時と同じ大きさの祭壇を組むと、祭壇と壁の間に大きな空間が出来てしまいます。

祭壇が小さく見えるのです。

そのため、祭壇が大きくなりがちです。

祭壇を大きくしない代わりに、スペースを生花で埋める場合もあります。

これらが、祭壇費用を大きくしてしまう原因の一つです。

では、いたずらに祭壇を大きくしないためにはどうすればよいか。

会葬人数に見合った適切な大きさの式場(会場)がある葬儀会館を選ぶことです。

会葬人数を把握するのは、その時でないと難しいように思われるかもしれませんが、①「直系尊属」、②「配偶者の親族」、③「町内などの近隣の方々」、④「友人・知人」、⑤「会社関係(現役と現役を離れて時間が経過した場合の二つ)」、以上の5項目に分類して数えると大まかな規模はわかります。

チェックシートを使い、リストを作成することは非常に有効な手段です。

葬儀の為だけに使うのではなく、今後のお付き合いにもお役立ていただければ幸いです。

あらためて、お付き合いを考える。

終活は終焉活動の略語、死に向かった準備のように考えがちですが、一旦、立ち止まって、人生の棚卸プラスアルファ、「人生のPDCAをする」ことのように思います。

P プラン   計画

D ドゥ    実行

C チェック  確認

A アジャスト 調整

新しく人生をデザインする。

これが、生きる終活のような気がします。

正直、「終活」この言葉ではしっくりきません。新しい言葉がほしいですね。

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