「笑いヨガ」で健康寿命を引き上げたい!
はじめに
笑うとこを動作として運動し、ヨガの呼吸法で血行を良くし免疫力を上げる。笑うとヨガの呼吸法を組み合わせた「笑いヨガ」を使って健康寿命は延ばせると確信しています。
平均寿命は男性が81歳、女性が87歳という統計が出ています。
これに対して、健康寿命はそこから男性はマイナス8.84年、女性はマイナス12.35年というデータも出ています。
健康寿命とは日常生活において医療や介護に依存せず、自立した生活がおくれる期間のことをいいます。
平均寿命と健康寿命との差は「健康ではない期間」ということになります。
「健康ではない期間」を短くし、「健康な期間」を長くしたい、そのお手伝いが出来ないかとずっと考えていました。
私どもの仕事は冠婚葬祭の儀式のお手伝いです。
お客様の所へ定期的に訪問するなかで、体調を崩しておられたり、介護が必要となられたお客様とお会いすることがあります。
とても元気で快活だった頃の印象しかありませんので、驚くとともに悲しくなります。
「元気なうちに、もっと旅行にいっておけば良かった」
「もう、お迎えが近こうなりょうるで。笑うことも減ったよ。」
そんなお声を聞くと、胸が苦しくなります。
「終活」はこれからの人生をより良くする活動。
それなのに健康でなければ意味がありません。
終活をはじめて、やりたいこと、行きたいところ、会いたい人、を思い出す方がいらっしゃいます。
しかし、それも健康あってのこと。
年齢を重ねた今だからこそ、豊富な知識と経験でこれからの人生を謳歌するとき。
そんなときに、「笑いヨガ」と出会いました。
笑いに健康効果があるというのはテレビから情報を得ていました。
ある笑いヨガのイベントに参加したとき、福島県立医科大学の教授が笑うことで免疫力が高まり、全身の血液循環がよくなり高血圧の予防や血圧を下げる効果があること、糖尿病においても血糖値を下げる効果、NK細胞が活性化されたり、幸せホルモンのセロトニンやドーパミンが作られる効果まであると医学的データとともに話されました。
「笑う」と「ヨガ」
面白くて「笑う」のではなく、運動として「笑う」。笑いヨガの「ヨガ」は難しいヨガのポーズをとるのではなく、呼吸法としての「ヨガ」。
脳は面白くて「笑う」のと運動として「笑う」ことの区別がつかない。運動として、体操としての笑いで健康効果が得られる。これは凄いことだと衝撃を受けました。
免疫力が上がる、血圧が下がる、血糖値が下がる、それらの医学的データがある。
そして、それは誰でも簡単にできて「無料(ただ)でできる」のである。
生涯現役、最後はピンピンころりためには「笑いヨガ」が非常に有効な手段だと思ったわけです。「笑い」と「運動、体操、呼吸法=ヨガ」、それに「終活」、相性がとても良いです。
そして、「終活」を学んでいく中で、日々の暮らしを楽しく充実させる秘訣として「キョウイクとキョウヨウが大事」と教えてもらいました。
教育と教養ではなく、「今日、行くところ」と「今日、用事がある」ことだそうです。
心身の健康があり、人と関わり、役割を持ち、快活に生きる。
「笑う運動」と「ヨガの呼吸法」、そこで出来るコミュニティー。笑いは人間関係の円滑油です。心の健康効果と言い換えても良いと思います。呼吸法としてのヨガですが実際に軽い運動も行います。運動として行った「笑う」がいつのまにか自然な笑いに変わって、会話が弾みます。
「健全なる精神は健全なる身体に宿る」ということわざがありますが、笑いヨガは心と身体に良い効果があります。
これからの人生をより良いものにするには、心と身体が元気でなければなりません。笑い、運動し、ヨガの呼吸でリラックス、そして地域の交流まで活性できるのではないか。これこそ「笑う終活」です。
「笑いヨガ」はじめての方でも楽しく、ゆっくりとご参加頂けます。
元気があれば何でもできる。
元気があれば笑う終活もできる。
笑いヨガでいっしょに楽しく健康になりましょう。